山林という資産を組合員様に代わって整備し、資産価値の向上をはかることが私たちの主な使命です。

私が若かった頃とは時代が変わり、木材の価格は下がってしまい組合員様の山への関心も低下しているかと思いますが、その状況を決して悲観することなく挑戦していくことが必要です。そのためには山の手入れの内容が変わらずとも、その方法を見直すなど旧来の常識に囚われることなく変えていくことが大切です。

ただし、山は広大で非常に手間と時間がかかる仕事になります。夏の暑さや冬の寒さなどは身体に堪えます。くじけそうになることもあるかもしれません。それを乗り越えるには仲間が必要です。チームとして考え、それを自分ごととして主体的に捉えることが必要です。

たとえ困難なことがあっても仲間が助けてくれます。きっと大丈夫です。
入組される皆様にはそんな挑戦の心と協調性の精神を持って新たな風を松本広域森林組合に吹き込んでくれることを期待しています。

松本広域森林組合　代表理事組合長
吉田 満男

『森林組合で働く』、皆さんはどんなイメージをお持ちですか。
製造業や金融業等の一般的なイメージしやすい業種とは違い、なかなか分かりにくい仕事ではないでしょうか。

この松本広域森林組合のホームページを見ていただいた方、もし興味を持っていただけるようでしたらぜひ応募してください。当日は、組合の仕事の雰囲気をしっかりお伝えすることをお約束します。

この先の人生、自分の考えたように全てが上手くいくことは決してありません。山での仕事もそうです。自然が相手の仕事ですので不確定要素が多いです。それでも大切なのは、最後まで諦めずにやりきる力です。

大自然のなかで身体を動かす仕事は気持ちがいいです。先人のたゆまぬ努力によりできた山をしっかり後世に引き継ぐことは大事な使命です。「やってやろう」、ぜひそんな気概のある人に出会いたいです。
当組合の想いや取り組みに共感していただける仲間に出会えれば幸いです。

松本広域森林組合　参事　山本 健太